宇宙人の疑問集

アカリの生きざま

「正しさ」で誰が幸せになるの

 

昨晩、宿で出会った女性

9年間、中学校で国語の先生をやっていたらしい

 

いろいろとお話しするなかで、

「正しさ」について考えました

 

人って、

何が正しいんだろう

って悩むときあるじゃん

 

私は、正しさって人それぞれ違うと思う

 

で、

他人に対して正しさを押し付けたりし始めた瞬間、

その人は、いくら「正し」くても、

幸せじゃなくなるんじゃないかなあと

 

人それぞれ違うのに、

自分の「正しさ」を押し付けると、

他人の「正しさ」を否定することになる

私、間違ってるわけない

あんたが間違ってるわたしは正しい

 

これって、一種の「勝負」とか「競争」だよね

 

で、勝つ人もいれば、負ける人もいて

 

勝つ人は、良いようにみえたとしても、

その勝負に勝って得るものは

所詮、他人と比較した優越感であって

いつも勝っていなければいけないという不安の中に生きる

いつも、次の勝負が待っていて、

自分の心に平和なんて訪れない

 

負ける人は、もちろん、

他人と比較した劣等感

負けず嫌い?だとそれがガソリンとなって

また新たな勝負に挑戦し、勝つまで「頑張り」続ける

 

 

 

「正義」やってるつもりでも、

そこに、

相手を理解しよう

という気持ちがないな

いくら、「正し」くても

自己中心的な考え方だよね

 

「正しさ」は

自分のなかだけで

やってりゃいい話

 

 

人間関係のなかで

「正しさ」の勝負してるときって、

まじで、 自分幸せじゃないんだよね

 

「正しさ」の勝負をする自分の目的は、

言い方変えれば、

自分の正しさを相手に押し付け、勝ち、

自分が「安心」する為、だ。

そこに、

相手の「正しさ」を理解しようとかいう余裕もない

自分だけを守るために必死である

 

そんなんやってる暇あったら、

自分のなかで正しさやってたほうが

絶対効率いいし幸せなんじゃなーいって思うよね 

 

 

 

で、

 

私はその先生とお話しをしていて

感動したことがあります

 

それは、生徒に「正しさ」を教えない、押し付けない

 

ということでした

 

生徒「なんで勉強しなきゃいけないの?」

 

先生「将来のためです!!!!!」

こういうの言わない(笑)

 

その先生は・・・

 

生徒「なんで勉強しなきゃいけないの?」

 

先生「あなたにとって勉強ってなに?」

 

生徒「受験のため」

生徒「親が言うから」

 

先生「それが、あなたにとっての勉強?」

 

とまぁこんな感じでですね、

本人が考えるキッカケを作るのです

 

将来のためよ!と、

「答え」を教えるのは簡単。楽。

自分の意見言ってりゃいいし

 

何が正しいのか

と思った、悩んだその子に

全力で向き合う態度が

ほんと、素敵だなぁ~

と思いました😆✨

 

 

私もそういう人間でありたいと

改めて思いました❤

 

 

 やらなきゃいけない病 - Life is beautiful